読むことは必須

言葉の側面には

 

聞いて理解

読んで理解

話す

書く

 

があります。

 

時間の制約がある海外での日本語学習では

上記のうち「書く」はオミットしたほうが

いいでしょう。

 

その理由ですが、

 

書くことの前には

読めること

話せることが前提ですし、

 

書くということ自体が

非常にエネルギーを必要とするからです。

 

ですから、

どんぐる教室でも200文字という長い作文

を課題にする予定はありません。

 

書くとするならば

 

自分の名前や

ひらがなや漢字の確認

簡単な文章の構造を理解する

 

ときぐらいに留めたいと思っています。

 

聞いて理解すること、

これは最も重要ですよね。

 

まずは理解がないと

発話も促されません。

 

話すことに関しては、

これはもう練習しかないので

とにかくお母さんとまたは兄弟や友だちと

日本語で話す

 

日常はこれにつきると思います。

 

ところで、

海外の日本語学習で「読む」は必須です。

 

とにかく、読むことが出来れば

日本語力を伸ばすことも

維持することも可能になるでしょう。

 

ですから、

ひらがな、

カタカナ

漢字

といった文字学習は重要になってきます。

 

とはいっても

ひたすら文字を練習するという意味では

ありませんので注意してください。

 

3年生からは視覚イメージが安定してきますので、

IF法を使えばかなり楽チンに覚えることができます。

 

読み聞かせをするときに一緒にタイトルを読んでみる。

好きなところを一文一緒に音読してみる。

 

とにかく、細く長く続けていくことが大切です。